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カモンイスのイスにするか迷った 一浪理系B2が酒とか音楽とか受験の話をするブログ

机に向かわない勉強

ちょっとでも暇があれば単語帳開いたりする受験生はちょっとなんだかなぁ、そら悪くは無いと思うけど

僕にとって机に向かっていないときの数学の勉強は、机に向かって問題を解くのと同じくらい重要やったんでこれについて書きます。具体的に何をするかというと、別に何でもいいんですけど「こういう問題にはこいう方針があったなぁ」みたいなこと思い出したり、定理やら公式の証明を考えてみたり色々適当に。僕はYouTubeで問題解説系の動画のサムネだけ見て何となく方針立てたり、頭の中で議論進められそうならそのまま解いたりってのをしてました。

これをやってて個人的に良いと思ったことを書きます。まず、数値やら式を紙に残せないのが大きい。図とかも描けんし。変形した式とか忘れちゃうと大変やから急ぎつつ正確な論理展開を余儀なくされる。とりあえずゴリゴリ計算するみたいなことができないから、問題設定の分析やらを頑張るようになる。何せめちゃめちゃ真剣にやるから記憶に残る。とか。いい勉強法だなぁ。

結構集中力いるから、集中できるところでやるのがいいと思うよ。僕は風呂が一番好き、寝る前の布団の中も好き、寝れなくなることが結構ある。電車もまぁまぁ良い。

バイトの塾講師やってるとき生徒にたまにこの話するんやけど、あんまピンと来てないというか「何こいつ」みたいな反応されて辛い、いい勉強法やと思うけどなぁ。あんまこういう話他から聞かんしあんま効果的じゃないかもしれんけど、勉強法も人それぞれやろうから参考になる人にはなるはず。

元々、僕自身意識してやってた訳じゃないので、実は当たり前にやってる人が多くて、これはあまり意味のない記事かもしれないなあなんて今更思ってます。なぜこれを意識しだしたかというと、浪人中にめっちゃ勉強してるけど成績悪い人を見て、何がダメなのか分析してる中で気づきました。浪人中は不安だったからこうやって下を見て落ち着いてたりしました、余談ですが。

最初に数学っていったけど、数学以外でもやったらいいと思います、多分。

まとめ

単語帳ってそんな重要か?

 

追記(2020/6/14)

梅棹忠夫の『知的生産の技術』(岩波新書 1969)を読んでいたら、「学生時代に、わたしは数学が不得手で、ずいぶんなやまされたが、紙と鉛筆をはなれて、ねながらそらで数式をくみたててあつかうことをおぼえてならは、うそのように数学がよくわかるようになった。」と書かれていたので、結構有効な手段なんでしょうきっと。この著者は人文系の研究でかなり有名な方やけど元は京大理学部やし。