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カモンイスのイスにするか迷った 一浪理系B2が酒とか音楽とか受験の話をするブログ

サブスクの時代にCDを買う楽しみ

 サブスク方式の媒体が台頭して、CDはもはや過去のものになった気がしてます。でも、こんな時代だからこそCDとかレコードが欲しくなる、なんとなくかっこいいやん?俺はお前らと違ってCD持ってるから、的な。

 とはいえ、サブスクってのは非常に便利でなんせ学生やと月480円出せば大概なんでも聴ける。素晴らしすぎて涙が止まらない。僕も今はほとんどSpotifyで音楽を聴いてる、CDとかレコード持ってても普通にSpotifyで聴く。ほなら何でちょいちょいCDとかレコードを買ってるかと言うと、それは当然聴くこと以上の価値を見出してるからです。

 やっぱり一番はライナーノーツ読めるってのが大きい。あれ読むのはやっぱ楽しい、新しい音楽との出会いもあったりするしとても面白いし、参加してるミュージシャンが曲ごとに詳しく書いてたりもするのも良い。そのアルバムが出た当初の音楽シーンの話が細かく書いてあったりするのも良い。もしCD買うことがあったら絶対読んで欲しい。

 ライナーノーツはまぁCDを買う楽しみとして非常に一般的なものだと思いますが、僕が最近思うCDを買う面白さは、裏ジャケットが見れることです。まぁ、レコードショップにでも行って裏見たらまぁ済む話やし、そもそも裏ジャケットなんか見てどうするねんと思う人が多いと思います。が、たまに「へぇ~」ってなることがあるから面白い。例えば四人囃子のアルバム『一触即発』のジャケットのナマケモノ、今までSpotifyで聴いていて「パイプ咥えたナマケモノが木にぶら下がってる」って認識だったんですよ。でもね、あれ裏を見るとナマケモノは実は象の鼻にぶら下がっていて、しかも象は巨大な亀の上に乗ってるんですよ、インドのあれじゃないか(これについて今調べたら、インドにそういう宇宙観があったとする確かな文献はないらしい、へぇー)。他にも多分色々あるけど、あんまりCDとか持ってる方でもないしそんなに知らん。実際のところ曲目が書いてるだけってパターンが結構多い気がするし。

 他にもTOOLの『10,000 Days』がメガネかけてたり(なんか付属のイラストを立体的に見れる機能付き)、ストーンズの『Sticky Fingers』のレコードのジャケットはほんまにチャックが付いてて開け閉めできたり。CD買わないと楽しめないことは色々あると思うので、たまにはCDを買ってみてはいかがでしょうか。おわり