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カモンイスのイスにするか迷った 一浪理系B2が酒とか音楽とか受験の話をするブログ

古本屋に見る土地柄

僕は古本屋が好きです。ここで言う古本屋はブックオフとかのことです、マジの古書が置いてる店じゃないので注意してね。古本屋での楽しみといえば目当ての本が安く買えたり、よう分からん本を探して適当にああだとかこうだとか言ったりなど様々ありますが、複数の地域の古本屋を巡っていると一風変わった楽しみ方ができます。

古本屋で売っている本は、基本的にその周辺の住民が売りに来た本です。古本屋で買って古本屋に売り戻すこともありますが、どっか他で買った本を売るのが恐らく大半でしょう。なので、古本屋においてある書籍の大体の傾向を見れば、周辺住民の嗜好が若干分かる、と思います。実際古本屋を巡ってると、想像以上に傾向が違う。マジで違う。

で、一番地域で差が出てなおかつ住民の特性が如実に表れてると思うのが、学術系の本の数です。中高の参考書とかの数を見れば、どれくらい勉強熱心な家庭が多いかなど分かるだろうし、赤本を見ればどれくらいの学力の人がいるか分かる。実際のところ、赤本を古本屋に売りに来る人は全受験生のほんの0.数パーセントとかだとは思いますが、それでも毎年絶対その年の旧帝の赤本が並ぶ店とその一方で赤本なんて2,3冊しか置いてない店がどちらも存在します。受験参考書に限らず、大学の専門書とか学術系の文庫本とか各種検定の問題集などでも大きな差があります。つまり、その土地に住む人の偏差値とそこの古本屋における学術系の本の数には予想以上の正の相関があるんじゃないかと思います。

僕の最寄りの古本屋はめちゃくちゃ学問に関する本が多いです。それなりの大学に入れたのは、ここで育ったこともかなり重要だったのかなと思います。

まとめ

たまには新品の本も買いたい